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旧フォックス版『X-MEN』全13作の歩き方 — 『ドゥームズデイ』予習で何を観ればいいのか【保存版】

実写サイド / 最終更新:2026年8月17日

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に、2000年代『X-メン』シリーズのキャストが同じ役で再結集します。プロフェッサーX、マグニートー、ビースト、ナイトクローラー、ミスティーク、サイクロップス、ガンビット——。そしてDisney+公式の予習リストには『X-メン』『X-MEN2』の2作が堂々と入りました。

問題はここからです。旧フォックス版X-MENは全13作・20年分。時間軸は途中で分岐し、順番の議論が絶えないシリーズでもあります。この記事では「ドゥームズデイまでに何をどこまで観るべきか」を段階別に整理します。


まず結論:3段階で考える

  • 松(必修・2本): 『X-メン』『X-MEN2』 — 公式指定。再結集キャストの見せ場はここに集中
  • 竹(推奨・+3本): 『ファイナル ディシジョン』『フューチャー&パスト』『LOGAN/ローガン』
  • 梅(全部盛り・13本): シリーズの功罪ごと味わう完走コース

全13作リスト(公開順)

# 邦題 時間軸
1 X-メン 2000
2 X-MEN2 2003
3 X-MEN:ファイナル ディシジョン 2006
4 ウルヴァリン:X-MEN ZERO 2009 旧(過去)
5 X-MEN:ファースト・ジェネレーション 2011 新(1962)
6 ウルヴァリン:SAMURAI 2013
7 X-MEN:フューチャー&パスト 2014 分岐点
8 デッドプール 2016 新(ゆるく)
9 X-MEN:アポカリプス 2016 新(1983)
10 LOGAN/ローガン 2017 旧(未来)
11 デッドプール2 2018 新(ゆるく)
12 X-MEN:ダーク・フェニックス 2019 新(1992)
13 ニュー・ミュータント 2020 独立

※「旧」=2000年『X-メン』から続く時間軸、「新」=『ファースト・ジェネレーション』から始まる若返りキャストの時間軸。『フューチャー&パスト』の時間改変で旧時間軸の悲劇は"上書き"されました。配信は基本的にDisney+で揃います(配信状況は変動あり)。


松:必修2本を深く観る

『X-メン』(2000)

アメコミ映画ブームの起点。今観るとアクションは控えめですが、**この映画の価値は「関係性」**です。プロフェッサーXとマグニートー——理想主義者と急進派、親友にして宿敵。冒頭、マグニートーの過去(強制収容所)から始まる構成が、シリーズ全体の「差別と共存」というテーマを宣言しています。『ドゥームズデイ』で2人が並ぶ画の重みは、この1本で決まります。 注目: ミスティークの変身戦闘。ローミン版の身体演技はCG時代の今も色褪せません。

『X-MEN2』(2003)

シリーズ最高傑作の呼び声が高い続編。冒頭のナイトクローラーによるホワイトハウス襲撃は、テレポート戦闘の映像化として20年以上経った今も頂点級です。アラン・カミングの出演はこの1作のみ——つまり『ドゥームズデイ』は23年ぶりの再演。公式が本作を予習指定した最大の理由は間違いなく彼です。 注目: 人間側の恐怖とミュータント側の怒りが正面衝突する物語構造。ビーストは未登場ですが(登場は次作)、ミスティークの多面性はここが最高。

竹:余裕があれば足す3本

  • 『ファイナル ディシジョン』(2006): ビースト(ケルシー・グラマー)の本格登場作。評価は割れますが、再結集キャストの一人の"原点"として意味があります
  • 『フューチャー&パスト』(2014): 新旧キャスト共演の時間改変大作。旧時間軸の顛末とリセットを描く、シリーズの結節点。マルチバース時代の今こそ効く1本
  • 『LOGAN/ローガン』(2017): シリーズの到達点にして、アメコミ映画が撮った最も美しい終幕のひとつ。原作『オールドマン・ローガン』(邦訳は9/30電子停止対象)とセットでどうぞ

梅:完走コースの歩き方

公開順で観るのが結局いちばん混乱しません。ただし覚悟すべき点がふたつ。①『X-MEN ZERO』と『ダーク・フェニックス』は評価が厳しく、"シリーズの苦難"ごと味わう心構えで。②デッドプール2作はX-MEN世界にいながら好き放題やっているため、時系列を考えるだけ無駄です(それが正解の楽しみ方)。完走後に『デッドプール&ウルヴァリン』を観返すと、あの映画がフォックス20年への弔辞だったことが本当の意味で分かります。


『ドゥームズデイ』との接続を考える

再結集するのは旧時間軸側の顔ぶれが中心です(スチュワート版プロフェッサー、マッケラン版マグニートー…)。一方でサイクロップスは旧3部作のマースデン、ガンビットは『デッドプール&ウルヴァリン』のテイタム版と、出典は一枚岩ではありません。つまり彼らは「どこかの一本の続き」ではなく、マルチバースのどこかに存在する"オリジナル"のX-MENとして扱われる可能性が高い(考察)。『MoM』のイルミナティ、『デッドプール&ウルヴァリン』のヴォイドが先行例です。だからこそ細かい時系列より、「キャラと関係性」を押さえる松コースが最も効率的なのです。

📚 原作への導線: X-MENの思想対決を深掘りするなら『ダーク・フェニックス・サーガ』『デイズ・オブ・フューチャーパスト』(いずれも邦訳は9/30電子停止対象)。MCU版X-MEN時代の予習なら『ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X』へ。詳しくは当サイトのコミックDBで。

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